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住み替えのタイミングで“一番得する時期”はいつか?

住み替えは「思い立ったらすぐ」が理想に思える一方で、
実は 時期を選ぶだけで数万円〜数十万円の差 が生まれることもあります。
賃貸でも購入でも、住み替えを検討するなら「市場の季節性」を知ることが大きな武器になります。

目次

【1〜3月】年間最大の“超繁忙期”

日本の不動産業界では、毎年1月から3月にかけて取引が最も活発になります。これは、進学・就職・転勤といった生活上の大きな転機が重なるためです。特に3月は新生活の準備が本格化する時期で、賃貸物件を探す人が一斉に動き始めます。そのため、人気の物件は募集開始から数日で決まってしまうことも珍しくありません。また、企業の人事異動が1〜3月に集中することも繁忙期を後押ししています。突然の転勤辞令により、短期間で住居を決めたい人が増え、内見予約や契約手続きが立て込みます。不動産会社にとっては、1年の中で最も迅速な対応が求められる時期です。一方で、物件を貸す側にとってもこの時期は「空室を最も埋めやすいチャンス」となるため、リフォームやクリーニングの調整が慌ただしく行われます。結果として、不動産会社・管理会社・オーナー・引っ越し業者が、同時に忙しくなる期間となるのです。

すると何が起きるか。良い物件から先に消えていきます。築浅や駅近、設備が整った人気物件は、公開されたその日に“申し込み済”になることも珍しくありません。内見の予約を入れたつもりが、その前に埋まってしまった…という話は、この時期ではよくあることです。ゆっくり比較して検討したくても、次々と物件が決まっていくため、希望条件を妥協せざるを得ない状況に追い込まれることも少なくありません。

【4〜6月】最強の“狙い目シーズン”

●4月(繁忙期直後で条件が下がりやすい)

1〜3月に決まらなかった物件が“値下げ・条件緩和”される

敷金・礼金の減額やフリーレントが付きやすい

競争が落ち着き、内見がスムーズ

● 5月(物件数・交渉余地のバランスが最良)

GW後は市場が安定し、ゆっくり比較できる。

オーナー側が「早く埋めたい」タイミングで家賃交渉がしやすい。

引っ越し業者の料金が下がり、総コストが抑えやすい。

● 6月(競争が最も少なく、穴場)

梅雨で内見者が減るため、人気物件でも急がず選べる。

物件の“湿気・カビ・日当たり”を実環境で確認できる。

掘り出し物の長期空室物件に良条件が出やすい

【7〜8月】“物件不足”の夏のオフシーズン

●物件が少なくなる理由

退去が少なく、新しい空室が出にくい

1〜6月で動いた分、在庫が減っている

オーナーが“繁忙期に備えて掲載を控える”ケースあり

内見が減り、市場自体がスローペースになる

この時期に出やすい物件の特徴

立地・設備などがやや弱い“残り物件”が中心

人気エリアは空きがほぼ出ない

長期空室に家賃の値下げ・条件緩和が出る可能性あり

デメリット

希望条件に合う物件に出会いにくい

比較できる物件数が少ない

内見しにくい(暑さ・日差し)

それでも動く価値がある人とは??

家賃をできるだけ抑えたい人

競争が少ない環境で探したい人

条件を柔らかく考えられる人(掘り出し物に出会える可能性あり)

【10〜11月】秋の“隠れ優良シーズン”

①9月の異動シーズンの“余韻”で良物件が出やすい

9月は会社の異動が比較的多い月で、退去がまとまって発生します。
その結果、10〜11月はその新しい空室が市場に出揃うタイミング
春ほど競争はないのに、物件の質は高めというバランスの良い時期になります。

②需要が落ち着いて競争が少ない

1〜3月のような新生活需要もなく、7〜8月の物件不足とも違うため、
落ち着いた市場でじっくり比較できる のが大きな利点。
人気物件でも即決を迫られにくく、自分のペースで選べます。

オーナー側が「年内に入居者を決めたい」タイミング

12月に入ると年末の動きが鈍くなるため、オーナーとしては
“年内に空室を埋めたい”という心理 が働きやすい時期です。
その結果、以下のようなメリットが生まれやすくなります

家賃の小幅な値下げ

入居日調整の柔軟性アップ

家賃の小幅な値下げ礼金なし・フリーレントなどの特典

④引っ越し料金や作業予約も取りやすい

需要が高くないため、引っ越し業者の料金も比較的安定。
日程も柔軟に選べるため、全体的なコストが抑えやすいです。

まとめ

日本の不動産市場は季節ごとに特徴がはっきりしています。1〜3月は新生活に向けた需要が集中する“超繁忙期”で、物件数は多いものの競争が激しく、良い物件はすぐに決まります。
その反動で4〜6月は条件が下がりやすく、ゆっくり探せる“狙い目シーズン”。特に6月は競争が少なく、じっくり比較できる時期です。
7〜8月は退去が少なく物件不足になりやすいものの、長期空室の値下げなど“掘り出し物”が出る可能性があります。
9月の異動を経て、10〜11月は新しい空室が出揃い、競争も少ない“隠れ優良シーズン”。年内に埋めたいオーナーとの交渉も通りやすい時期です。
12月は市場が静まり、条件緩和が出ることもあります。

年間を通して最も狙いやすいのは、4〜6月と10〜11月と言えます。

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この記事を書いた人

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