ふたりで暮らす新しい生活は、楽しみと期待に満ちています。毎日の食事を一緒にとったり、休日にくつろいだりと、これまでとは違う時間が広がるでしょう。しかし、その幸せをしっかりとカタチにするためには「お部屋選び」が大切なポイントになります。同棲生活では、広さや間取り、家賃の分担など、ふたりで暮らすからこそ考えなくてはいけない条件が数多く存在します。理想だけで決めてしまうと「収納が足りない」「通勤が不便」など、後々のストレスにつながることも。だからこそ、お互いのライフスタイルや価値観を尊重しながら、冷静に選ぶことが大切です。本コラムでは、同棲を始めるカップルが「ふたりで快適に暮らせる住まい」を見つけるためのポイントをわかりやすくご紹介します。
同棲のお部屋探しの流れと注意点
同棲を始める際のお部屋探しは、まず条件のすり合わせからスタートします。希望エリアや予算、間取りを二人で話し合い、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を明確にしておくことが大切です。そのうえで不動産会社に相談し、候補物件を内覧。生活動線や収納、日当たりなどを二人の視点でチェックしながら選びます。契約が決まれば、入居日を調整して引っ越し準備へと進みます。注意点としては、家賃の分担方法を事前に決めておくこと。収入差や支払い方法が曖昧なまま進めると後々のトラブルにつながりやすいです。また「広さは十分か」「収納は足りるか」「通勤・通学のアクセスは良いか」といった生活面を軽視すると、不満が積み重なる原因に。さらに、同棲は生活リズムや価値観の違いが表に出やすいため、お部屋選びの段階からお互いの優先事項を共有しておくことが安心につながります。

同棲カップルがよく後悔する失敗例
- 同棲生活では、理想だけで選ぶと後悔するケースも少なくありません。以下の点は特に注意が必要です。
● 家賃を背伸びして決めてしまう
→ 例えば二人の手取り合計が25万円の場合、家賃10万円以上の物件を選ぶと生活費や光熱費を含めた負担が大きく、分担でもトラブルになりやすいです。二人で予算を明確にし、手取りの30〜35%程度を目安に設定すると安心です。
● 間取りや収納を軽視する
→1LDKや2DKで荷物が多い場合、収納が足りずに部屋が散らかることも。冷蔵庫や洗濯機など大型家電を置くスペースや、衣類・趣味の荷物が十分に入るクローゼットを確認しましょう。将来のライフスタイル変化も考えておくと安心です。
● 通勤・生活動線を考えなかった
→片方の職場まで電車で30分の距離でも、毎日の往復や雨の日の移動を考えると負担になります。また、スーパーや病院、銀行など生活施設が徒歩10分以内にあるかを確認しておくことが、快適な生活のポイントです。
実践ポイントとしては、複数物件を比較し、家賃・間取り・アクセス・収納のバランスを確認すること。また、優先順位を二人で共有することで、後悔のない同棲生活が実現できます。
同棲カップルが後悔しないためにやっておくべき事、確認しておくべき事!!
- 同棲生活を心地よく続けるには、家賃や間取りだけでなく、実際の暮らしをイメージした細かな確認が大切です。
●光と風の入り方を確認する
→日当たりが悪いと洗濯物が乾かず湿気がたまりやすくなります。逆に西日が強すぎると夏は冷房代が高額に。窓の向きや風通しは生活の快適さに直結します。
● 周辺環境の“音と匂い”に注意する
→ 大通りや線路沿いは騒音が気になることもあり、近隣の飲食店やゴミ置き場は匂いの原因になることも。昼と夜で雰囲気が変わるので、時間を変えて現地をチェックしましょう。
● 生活リズムとの相性を考える
→二人のライフスタイルが異なる場合、生活音や明かりで気になることも。プライベートを確保できる間取りを選ぶと、ストレスが減り長く快適に暮らせます。
❕❕ 物件の条件だけでなく「実際の暮らしやすさ」を二人で想像して話し合うことが、
後悔しない部屋選びのカギになります。❕❕
同棲カップルが失敗を防ぐお部屋選びのポイント
①費用重視型
家賃や初期費用をできるだけ抑えたいカップルには、駅から少し離れた物件や築年数が少し古めの物件がおすすめです。費用は抑えられますが、通勤や生活施設へのアクセスを事前に確認しておくことが大切です。
②快適性重視型
生活のしやすさや広さ、収納量を重視したい場合は、間取りや設備をしっかりチェックしましょう。荷物が多い場合や将来的に増える可能性がある場合は、余裕のある収納や個室スペースが確保できる物件を選ぶと安心です。
③利便性重視型
職場やスーパー、病院などへのアクセスを重視するカップルには、交通や生活動線が便利な立地が向いています。通勤時間や日常の買い物動線を二人で確認することで、毎日のストレスを減らせます。
④バランス型
費用・広さ・利便性など、複数の条件をバランスよく考えたい場合は、優先順位を決めて物件を比較しましょう。どの条件も中途半端にならないように、妥協できるポイントと譲れないポイントを明確にして選ぶことが成功の秘訣です。
まとめ
ふたりで暮らす生活を快適で楽しいものにするためには、事前の準備と二人の意思共有が何よりも大切です。まず、無理のない家賃設定を行い、生活費や光熱費を含めた負担が二人にとって無理のない範囲かを確認しましょう。次に、間取りや収納のチェックです。荷物やライフスタイルに合った収納や個人のくつろぎ空間があるかを確認し、将来的な変化も考えて選ぶことで、日々の生活が快適になります。さらに、通勤や生活動線の確認も重要です。職場やスーパー、病院などへのアクセスが便利で、日々の移動が負担にならない立地を選ぶことで、暮らしのストレスを減らせます。最後に、優先条件の共有。家賃・広さ・立地・収納など、何を優先するか、何を妥協できるかを二人で整理することで、後悔のない部屋選びが可能になります。準備を丁寧に行い、二人で意見をすり合わせることで、ふたりの暮らす幸せをしっかりカタチにできるお部屋選びが実現します。
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