1〜3月などの引っ越し繁忙期は、賃貸物件の動きがとても早く、「いいな」と思った物件が翌日には埋まってしまうことも珍しくありません。
そんな時期だからこそ、焦らず・後悔しないためのポイントを押さえておくことが大切です。
条件は「絶対条件」と「妥協条件」に分ける
繁忙期はすべての希望を満たす物件に出会えるとは限りません。
「家賃」「エリア」「駅徒歩〇分以内」など絶対に譲れない条件を2〜3個に絞り、それ以外は妥協できるラインを決めておきましょう。判断が早くなり、チャンスを逃しにくくなります。

後悔しないコツとは
- どうしても繁忙期は来客数が増えるため物件が無くなりやすいのが特徴です。
●事前準備がスピードを左右する
→ 内見後すぐに申し込みができるよう、
・必要書類
・初期費用の目安
・入居可能時期
を事前に確認しておくのがおすすめです。
「検討します」と言っている間に他の人に決まってしまうのが、繁忙期あるあるです。
● 写真やオンライン内見も上手に活用
→繁忙期は内見予約が取りづらいこともあります。
その場合は、写真・動画・オンライン内見を活用するのも一つの手。
すべてを現地で確認できなくても、ポイントを絞ってチェックすれば十分判断できるケースもあります。
●新 着物件は「早朝・平日」が狙い目
→物件情報は常に更新されています。
特に平日や午前中は新着物件が出やすく、競争率が比較的低い傾向があります。こまめなチェックが、良い物件との出会いにつながります。
繁忙期の賃貸探しで「必ず見るべきポイント」
- 自分に合った物件かどうか見極める必要がある!
●家賃と初期費用の総額
→月々の家賃だけでなく、
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 引っ越し費用を含めた初期費用の合計を必ず確認。繁忙期は条件が強気になりやすいので要注意。
● 入居可能日・退去予定日
→ 「即入居可」なのか「〇月〇日以降」なのかは超重要。
繁忙期は入居時期が合わずに見送るケースも多いので、スケジュール確認は最優先。
● 物件の回転スピード
→「他にも申込が入っているか」「いつまでに決断が必要か」を確認。
競争が激しい繁忙期では、判断スピード=物件確保につながる。
賃貸物件の予算はどう決める?失敗しない考え方
①家賃の目安は「手取りの3分の1以内」
一般的に、無理なく支払える家賃の目安は
手取り月収の3分の1以内とされています。
例)
- 手取り18万円 → 家賃6万円まで
- 手取り24万円 → 家賃8万円まで
管理費・共益費込みで考えるのがポイントです。
②家賃以外にかかる毎月の費用も忘れずに
毎月の固定費には、
- 電気・ガス・水道
- インターネット代
- 駐車場代
などがあります。
これらを含めた生活費全体のバランスを考えて予算を決めましょう。
③初期費用は家賃の4〜6か月分が目安
賃貸契約時には、
敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などが必要です。
繁忙期は条件が下がりにくいため、
家賃の4〜6か月分を目安に準備しておくと安心です。
④繁忙期は「少し余裕のある設定」を
繁忙期は希望条件の物件ほど競争が激しく、
家賃交渉が難しい時期。
最初から上限ギリギリの予算にしてしまうと、
選択肢が極端に狭くなることがあります。
まとめ
引っ越しの繁忙期は、賃貸物件の動きが非常に早く、迷っている間に物件が決まってしまうことも少なくありません。
そのため、繁忙期の部屋探しでは事前準備と判断スピードが重要になります。
まずは、予算・エリア・入居時期などの基本条件をあらかじめ決めておくことが大切です。
あわせて、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理しておくことで、限られた選択肢の中でも冷静な判断ができます。また、内見や申し込みのタイミングを逃さないためには、不動産会社との連携も欠かせません。
新着物件の情報をこまめにチェックし、必要な書類や初期費用の目安を事前に把握しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。繁忙期だからこそ、「早さ」と「準備」が成功のカギ。
計画的に行動することで、忙しい時期でも納得のいく賃貸物件に出会えるはずです。
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